子どもはある日突然上手くなる!(2)
昨日、R君の上達振りを書きましたが、以前にも同じような選手がいました。そのO君は、やはり小学校チームではベンチウォーマーで、コーチに怒られると泣いてしまうような子でした。誰もが、「中学生になったら、もう野球はしないのだろうな」と思っていましたが、やはり密かに「野球大好き少年」だったのでしょう、我がチームに入部することになりました。
O君の才能に最初に気が付いたのは、中学校の野球部の監督さん。(うちのチームは、殆どの子どもが中学校の軟式野球部にも在籍しており、平日は中学校、日祭日は我がチームと、野球漬けの毎日です。)2年生の秋の中体連新人戦、何と彼はエースで4番の堂々中心選手として出場していたのです。その頃、うちのチームで彼は上達はしていましたが、打順はせいぜい6番か7番、危なっかしいファーストの守備を何とかこなせる程度でした。
その秋の大会は、さすがに1回戦で敗退してしまったのですが、それからひと冬越した春季大会。彼は、延長2試合を含む大会5試合を全て一人で投げ抜き、打っては長打連発の大活躍、見事優勝してしまいました。どちらかというと弱小中学校の優勝に皆驚きを隠せませんでしたが、密かにほくそ笑んでいたのは中学校の監督さんだったのでしょう。
その後、我がチームでも4番を打ち、いつの間にやらエースの座を奪い取ったことは言うまでもありません。
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