« 「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」 | トップページ | 打撃の「準備」 »

2005年9月 1日 (木)

守りの「準備」

 中学で軟式野球をやっている現役選手のブログを見つけました。

 彼のブログには、中学生らしからぬ「野球に対する取組み」について書いてあります。「うちのチームにはこんな子はいないなぁ~」というのが正直な感想でした。その中の1つは、日頃私が子どもに口を酸っぱくして言い続けていることなのですが、「ボールを呼ぶ」ことです。

 彼の文章を引用しますと、「試合で守っているとき、よくエラーとかがあるんだよね、なんで、エラーするのかは、やっぱボールを呼べてないと僕は思う・・。ノックみたいにさ、常に俺のところ来る!と思えば取れると思います。」・・・解説はもはや必要ないですね。

 でもこの事は、簡単なようなのですが、中学生くらいだとなかなか出来ないんですね。集中力の問題だと思いますが、やはりこの集中力っていうのは、訓練によって養うことができるものなのでしょうか?守備に関しては、この「ボールを呼ぶ」ことができればエラーは半減できると思っているんですが・・・

 実際、うちの連盟でもリーグ終盤の優勝を争うようなカードでは、どのチームもそれまでとは見違えるような守備力を見せつけますし、今までは見せなかったような「横っ飛び」も自然と出るようになります。一度そういう「緊張した」試合をすれば選手も変わるのでしょうが、これは普段の練習ではなかなか教える事が難しいのでしょうか?

 ただ闇雲にノックばかりしていてもダメなのは明らかです。フリーバッティングの時にも真剣に守備につき、1球1球を丁寧にさばくことも重要でしょう。でも、ノック100本よりも、フリーバッティングで10本ゴロ受けるよりも、緊張した試合1試合でゴロ1つ捌く方が100倍有効のような気がします。

 今日の日経新聞スポーツ面、豊田泰光さんの人気コラム「チェンジアップ」にも同じような事が書いてありました。豊田さんが野手として経験した「完全試合」を例にとり、「1球1投足に神経をはりつめさせる経験をすると、人はどこか別の境地を知るようだ」と感想を述べられています。

 そうは言っても、いつもいつも優勝争いができるようなチームな訳ではありませんので、いかに適切に目標を持たせて、いかにそれに対する子ども達のモチベーションを高めてあげるかが指導者の役割なのでしょう。

banner

“一日一膳”お願いします

|

« 「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」 | トップページ | 打撃の「準備」 »

コメント

「集中力」・・・これをいかに教えるか・・・
メチャ難しいですよね。
中学生でできんのですから、我がチームの小1・小2にできるわけがないですね~(笑)

我が長男の話を・・・
小3の時に小4チームで初先発(練習試合でたが・・・)。
守備位置サード。
親としては心配でしたが、ノーエラー。ダイビングキャッチ2つ。送球カンペキ。
彼の「集中力」を見ました。
しかし、その後の試合ではムラッ気が・・・(実力的には「暴投王」でしたので・・・)

「集中力」を「ムラッ気」なく発揮できるための指導。どうすりゃいいんですかね~。明確な答えはないでしょうけど・・・

投稿: さとる | 2005年9月 1日 (木) 10時26分

集中力を保つのって大人でも難しいときがありますよね。私がコーチ時代に子どもたちに意識してほしかったことは目標設定です。この試合の目標,今週の目標,次の大会への目標,将来の目標・・・等々。
その日その試合の目標設定を明確にし,指導者が良く見てあげることも大事かな,と思います。

投稿: さんま | 2005年9月 1日 (木) 11時18分

守備の時の集中力というか心の準備
私が特に内野の子供に指導しているのは、
①ピッチャーが構えたらグローブのポケットをポンポンと叩いてポケットをつくる。
②ピッチャーが投げて、ボールがホームベースを通過する瞬間に1歩、2歩とひざを曲げて前に出る。
③「さぁ、こいっ!」とバッターをにらんで叫ぶ
これを、1・2年生の時から教えていると3・4年になると、当たり前になっています。
打球にもスムースに反応できます。
カッコだけの子もいますけどね・・・・・

投稿: 新米C監督 | 2005年9月 1日 (木) 11時52分

さとるさん、ありがとうございます。

中学生では、「ムラっ気」があるというか、集中力が持続できない子が多いかもしれませんね。TVゲームだと何時間でも集中できるのに・・・。(やっぱり、ゲームのし過ぎで前頭葉が破壊されているか?)
でも、不思議と引退が近づくと締まった試合をするんですよね。これを、もっと早い段階からできるようにならないかなぁ~といつも思います。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 1日 (木) 12時28分

さんまさん、やっと少し涼しくなりましたね。

程よい目標設定が必要ですかね。うちの1年生はまだまだ未熟なので、「年内1勝」が目標です。「えぇ~、そんなの無理だと」と思ったら逆効果ですから、達成できそうでできない、でも頑張ればできそうなのがいいですね。
「目的・目標が明確にある」というのが第一歩ですかね。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 1日 (木) 12時34分

新米C監督さん、こんにちは。

その小学校1・2年生でも出来ることを出来ない子がいるんですよね。私も同じような事を中学生に言ってきかせているような気がしますが、これって・・・ちょっと寂しいです。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 1日 (木) 12時37分

ノックのように決まった打球を何回も受けるより、フリーバッティングやシートバッティングのように「生きた打球」を受けた方が身になるような気がします。
でも、ノックも手を抜いたらいけませんが…

投稿: yudai216 | 2005年9月 1日 (木) 13時19分

エラーの原因って意外とこの準備不足が多いですよね。
車で、小学校、中学校の近くを通って
「さぁこーい」
この声が聞こえてくるとつい寄ってみたくなります。

「バッチコーイ」
最近聞かなくなりましたね^^

投稿: metoo | 2005年9月 1日 (木) 13時36分

yuai216さん、ありがとうございます。

そうそう、ノックも大事ですね。
試合前のノックがきれいだと強そうに見えますからね~。(・・・あっ、違うか?)

でも上手な野手は、打者がバットを振り出した瞬間に動き出します。そうしたことが出来るようになにのは、多くの場数と集中力ですから、「生きた球」を沢山受けて下さい。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 1日 (木) 14時35分

metooさん、ありがとうございます。

そうですね、「バッチコーイ」はあまり聞かないですね。
でも、やっぱり集中力って言う話になっても、「声を出す」ってことに最後はなりますね。
集中力があるときに出す声は、カッコイイですもんね、気合が入っていて。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 1日 (木) 14時40分

ぃやぃや、そんなたいした事言ってないッスよw
ネタが無かっただけですww

投稿: GO!ミハイル | 2005年9月 1日 (木) 18時55分

GO!ミハイルさん、また私に「コーチ」して下さいね。

投稿: 少年野球コーチ | 2005年9月 2日 (金) 08時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/118697/5732428

この記事へのトラックバック一覧です: 守りの「準備」:

» 試験? [中学生息子と小学生娘子を持つママの日記]
びっくりしました。 休み明けの試験が明日と月曜日の2日間であるそうです。 息子のヤツ…14時ごろから友達と勉強すると言って外出し16時に帰って来ました。だけど明日がテストなんて一言も言っていません。 母は月、火がテスト日だと思っていたので友達宅へ行くと言....... [続きを読む]

受信: 2005年9月 1日 (木) 21時41分

» 三浦の様子 [デミーズ球団のブログ]
ちょっと帰りにのぞいてみました。この夏の少雨のせいか芝生も土も固まってしまってる感じです。香川県の週間天気予報 この日曜日はナイスタウン杯・本番前最後の練習です。足元に気をつけましょう。そろそろ準備を。   【三浦三崎発】コーヒーところてん... [続きを読む]

受信: 2005年9月 2日 (金) 10時58分

» 守る 「確認」「準備」「リズム」 [少年野球BLOG]
少年野球コーチさんのブログ 「守りの準備」 から集中力の高め方「ボールを呼ぶ」を参考にさせて頂きました。 試合でのエラーを考えると、 ●準備不足 (捕る準備グローブを丸くつくってリズムを合わせる) ●集中力不足 (暑さ寒さ雨風、アリやトンボの動きに負けてボール..... [続きを読む]

受信: 2005年9月 2日 (金) 13時41分

« 「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」 | トップページ | 打撃の「準備」 »