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2006年5月16日 (火)

バッティング講座「腰を回せ?」

 「しっかり腰を回せ!」・・・、よく指導者がよく口にする言葉です。もちろん、間違ってはいませんが、誤解してしまう子がいます。上半身(肩)まで回してしまい、いわゆる「開いて」しまっては意味がありません。

 これまたよくいる子ですが、「ピッチャーの投球を怖がる子」。・・・投げたと同時に、(右打者の場合)左足をサード方向に踏み出してしまう子。怖がっていますから、上半身(肩)も3塁側に流れてしまいます。上半身が流れてしまうと、(ポイントが前になってしまい)体の回転の力がバットに伝わらず、低学年だとバットがボールに負けてしまいます。

Ichiro_multix_jpg_jpg まず、指導するにあたって一番重要なことは「踏み出す足を正しくステップする」ことです。“球を怖がらず”投手に向かって真っ直ぐステップです。(左のイチローの写真、腰を極端には回していませんね。)

 でも、重要なのはステップだけではなく、実は投手側の肩なのです。

 以前も書いたかもしれませんが、落合さんや山本浩二さん、中村紀などは極端にアウト・ステップします。彼らがどうしてあのスイングに辿り着いたかはわかりませんが、あんなに下半身が開いていても、しっかり左肩は残っています(開かない)。ですから、ライトへも大きなHRを打つことができます。

 では、左肩を開かないコツは何でしょう?

 まず、考えつくのは「腰を回さない」ことです。でも、コーチからは「腰を回せ!」と激が飛びますから、これはちょっとトライできませんね。(笑) では、開かないように左肩を“我慢”するのでしょうか?これも違います。左肩に力を入れて、正しいスイングは絶対にできません。

 実は、この左肩を開かないコツも「縦落し」なのです。・・・右脇を閉め、バットをグリップから振り出してくると、左腕は時計回りに回旋(「内旋」)します。この回旋がちゃんとできれば、左肩が開かなくなります。

 したがって、「体が流れてしまう」、「肩が開いてしまう」という欠点は、実はスイングの軌道の問題だったのです。「体を開くな!」と言う前に、やはり正しいスイングを身につけるべきだということです。

 何故開かないか?・・・実は、私も受け売りなのでよく分かりません。(笑) でも、投手の指導でも、「投げる直前に、グラブ持つ手を“かく”ようにしろ」と指導される方がいらっしゃいますが、まさしく内旋ですよね。あれも、肩の開きを防ぐ方法なんだそうです。

Ochiai_3 体の仕組はちゃんと勉強しなければわかりませんが、腕を内旋することで肩に力が入らず、正しい位置でスイングできるのではないかと思っています。(右の落合さんのスイング、左肩が全くの脱力ですよね。)

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» こんにちは。 [カイロプラクティックで健康維持]
やっと、暖かかくなってきましたね。今、私が実行して腰痛なしの方法をUPしました。お暇なときでもよかったら見に来てくださいね。 [続きを読む]

受信: 2006年5月17日 (水) 01時58分

コメント

大変判りやすい説明ありがとうございます。早速使わせていただきます。
私は最近よく「開くな」という指導をしています。でも、言ってできればプロになってますよね。どうしたら開かないかまで考えがいっていませんでした。
なるほどです。やはり縦落としは重要なんですね。

投稿: 星 十徹 | 2006年5月16日 (火) 14時43分

足ではなく、投手側の肩が開くとダメってことですね。
チビッコたちにどう教えようか・・・
てっとりばやい方法は「壁の前に立って、思い切り振れ!」となってしまいます・・・

投稿: さとる | 2006年5月16日 (火) 14時48分

ピッチング同様、バッティングも奥が深い‥。私は技術に関してはど素人だけに難しい‥。
私のブログにちょうど昨日今日と我が家の息子たちのバッティングフォームをエントリーしています。差し支えなかったらご覧になってアドバイスしていただけるとありがたいです。

投稿: ゆうちろ | 2006年5月16日 (火) 15時19分

左腕に秘密があったのですね。
満木先生も同じ事を言っていました。
確かにグリップを絞るには内旋ですね。
ピッチングも同様って事ですね。

左腕の内旋、肝に銘じます。
ありがとうございました。

投稿: 背番号29 | 2006年5月16日 (火) 16時35分

古畑任三郎に出演したイチロー選手が、子供達にバッティングを教えるシーンが少しだけありました。
「胸のマークを投手に見せない」
たしかそんな言葉を使っていました。
ビデオを借りてきて見直してみます。

古畑任三郎のページ
http://wwwz.fujitv.co.jp/furuhata/int_ichiro.html

投稿: metoo | 2006年5月16日 (火) 17時09分

これは全くの持論ですが、インパクトの瞬間に腰(ベルトバックル)が投手方向へ向いているのは(私にすれば)開きすぎと考えいます。じゃあ、どの方向を向くべきか?私はインパクトのボールとバットの接触方向だと思っています。当然、そこに向けて膝頭、胸もむいているのが良いと。
そして、インパクト直後にその体勢のまま思いっきり引っ張ってもよし、流してもよし。思いっきり引っ張ってもセンターから左中間に飛びます。
内角を狙われたときには、ステップ足を開いて、下半身を開いても良し。思いっきり引っ張ってもレフトライン内に切れずに飛んでいきます。
いずれにしても肩が開かずに振り出していくことが前提と考えています。
落合氏がアウトステップで振り出しますが、ロッテ時代の最初からそうだったわけではありません。晩年になるにしたがって体が硬くなって内角高めがさばけなくなったので、急所であるそのコースをさばきやすいようにアウトステップでこなすようにしていったらしいですよ。

投稿: touch | 2006年5月16日 (火) 17時53分

>左腕は時計回りに回旋(「内旋」)します。

なるほど!左肩が開かない!また、職場で右手、左手と動かしてしまいました^^

コピーしてもって帰ろっ~~^^

投稿: とうさん | 2006年5月16日 (火) 18時43分

勉強になります。我が息子が数日前まで、ボール怖い病で投手が投げる瞬間に前足が外へ開いてスイングをしてました。バッティングを教える際の指導としてコピペさせていただきます。

投稿: ぼけとジュン | 2006年5月16日 (火) 22時11分

★星さん、ありがとうございます。

>どうしたら開かないかまで考えがいっていませんでした。
でも、選手に「内旋」なんて言ったって通じないですよね。「腰を回せ?」については続きを書きます。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時02分

★さとるさん、ありがとうございます。

ただ「正しいスイング」と言っても難しいですよね。私も今、1年生にいろいろ教えていますが、なかなかできません。やはり最後は「本人のやる気」です。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時06分

★ゆうちろさん、ありがとうございます。

コメントさせて頂きました。息子さん二人とも楽しみですね。いろいろアドバイスさせて頂きましたが、あくまでもご参考程度で、息子さん達にはアレコレ言わない方がいいのではないでしょうか?(笑)
野球を真剣にやっていれば、必ず自分でいろんな事を試しますし、それによって自分に合ったフォームを見つけられます。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時14分

★背番号29さん、ありがとうございます。

>確かにグリップを絞るには内旋ですね。
あぁ、なるほど、確かにグリップを絞って握るのは「内旋」ですね。こうしたグリップの握り方しないと、インサイドアウトが窮屈になりますもんね。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時17分

★metooさん、ありがとうございます。

「イチローvs古畑」は酔っぱらっていてよく覚えてません。(笑)

「内旋」、「外旋」ってmetooさんのお得意分野ですよね。多分、腕の旋廻はやっぱり「肩甲骨」のお話しになると思うのですが、是非解説をお願いします。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時21分

★touchさん、ありがとうございます。

>インパクトの瞬間に腰(ベルトバックル)が投手方向へ向いているのは(私にすれば)開きすぎと考えいます。じゃあ、どの方向を向くべきか?私はインパクトのボールとバットの接触方向だと思っています。当然、そこに向けて膝頭、胸もむいているのが良いと。

全く同意です。ホントは、このことを書きたかったのですが、書いているうちに変な方向へ行ってしまって・・・(汗)
次回、このことを書きたいと思っています。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時25分

★とうさんさん、ありがとうございます。

私も、職場で腕動かしながら書きました。(汗)
でも、やっぱりわかりづらいので、改めて「ステップ」について書こうと思います。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時27分

★ぼけとジュンさん、ありがとうございます。

私もボール怖い病でした。と言うか、実は、今でもそうです。サイドスローなんか大嫌いです。
私はどうしたかというと「ノーステップ」で打つようにしました。「怖くない」って教えるのもアリですが、どうやったら真っ直ぐステップできるか考えてあげるのも大切です。
ひとつだけ方法を・・・
打席に入って投手に普通に投げてもらいます。最初はベースから遠いところに立って、投球に合わせて(フルスイングじゃなく)素振りをします。そして段々ベースに近づきながら投球に合わせてこの素振りを繰り返します。最後、本当の位置に立って振るわけですが、ここでも打ってはいけません。あくまでも、正しい素振りをして下さい。
どこかの位置を境目としてステップがおかしくなりますから、それを段々ベースに近づけるように練習します。でも、ひょっとしたらいきなり最後までいけるかもしれません。

投稿: 少年野球コーチ | 2006年5月17日 (水) 09時43分

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