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2009年11月 7日 (土)

松井は「武士道」なのか?

Matsui_mvp これは、ワールドシリーズ第6戦で、松井が先制2ランを放ったときの写真。ダイヤモンドを厳しい顔で駆け抜け、ガッツポーズはもちろん、ニコリともしませんでした。
 
 
 一般メディアなどでは、この様を「喜びを内に秘め、日本人の武士道精神そのもの」などと称賛する声もあります。
 
 日米の野球の違いに詳しい人ならご存知かもしれませんが、これはちょっと間違っている理解かもしれません。
 

 
 以前も書いたことがありますが(→「野球はなぜ“騙し合い”なのか」)、アメリカの野球は、ルールすれすれでも、相手を出し抜いて勝利することが称賛されたりします。でも、その一方で、日本の野球には馴染みのない「不文律」もあったりします。
 
 有名なのは・・・
 
 ●6回以降、大差(5点以上)で勝っているときは「盗塁」、
   「バント」、「3ボール0ストライクからのヒッティング」は厳禁
 ●バッターボックスで足場を固めない
 ●乱闘で「殴る、蹴る」は禁止 ・・・等々
 
 この“ルール”を破ると、必ず次の打席でぶつけられるのですが、これも
 
 ●腰から上、特に頭にぶつけてはいけない
 
 という“ルール”があります。
 そして、その他に
 
 ●ピッチャーは三振を奪っても派手なガッツポーズをしない
 ●バッターはHRを打っても、派手なガッツポーズをしたり、
   ゆっくりダイヤモンドを回ってはいけない
 
 っていうのがあります。
 そう、松井の“無表情”は、この不文律を頑なに守っているだけなのかもしれません。(イチローも同じで、どんなにヒット打っても表情を絶対に崩そうとはしませんネ)
 
 
 この不文律の基本的な考え方は「対戦相手に敬意を表する」ということなのですけど(そういう意味では武士道精神そのものです)、そう言われれば“素晴らしい”と感じますが、一方で「相手を出し抜くこと」が称賛されたりして、メジャーの野球って訳が分かりません。(笑)
 
 
 2004年にメッツに移籍した松井稼頭央が、開幕戦の先頭バッターとして初めて打席に入ったその初球をバックスクリーンに叩きこみ、鮮烈なメジャー・デビューを果たしたことがありましたが、実はこれも“ルール違反”なのです。
 
 ●エースが先発する開幕戦の第1球は打ってはいけない
 
 さすがに、松井稼頭央には報復はありませんでしたが、メッツのチームメイトでさえあまりいい顔をしなかったとか・・・
 
 ますます訳が分からなくなった?
 
 
 あっ私ですか?
 
 選手がHR打とうものなら、
 ベンチで派手にガッツポーズです coldsweats01
 

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コメント

メジャーの不文律、ホント、訳がわからないですね。
【相手に敬意を表する】ことは良いですが、なぜ開幕戦の第1球は打っちゃダメ?初球から全力で戦う、というのも【相手に敬意を表する】ことなのでは?
うーーーん、ホント、訳がわからない。

相手に向けて『ざまぁ見ろ』的なガッツポーズはいかがなものかと思いますが、自然に出ちゃうガッツポーズは良いと思いますけどねぇ。

投稿: PAT | 2009年11月 8日 (日) 10時32分

★PATさん、ありがとうございます。

日本や韓国の選手は、派手にガッツポーズしますけど、日米の違い云々じゃなくって、私はイチローや松井のような寡黙にプレーするのはカッコイイと思います。
日本じゃ受けないですかね?

投稿: 少年野球コーチ | 2009年11月 8日 (日) 19時34分

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