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2009年12月 3日 (木)

なぜチャレンジできないのか?(うさぎとかめ)

 「うさぎとかめ」というお話があります。
 小さな子どもでも知っている童話ですよね?
 
 あのお話の主題って、実は「怠けると負けてしまう(兎)」という戒めや、「地道に努力すれば勝てる(亀)」と示唆していることではないのだそうです。
 
 そもそも、なぜ亀は負けると分かっている勝負にチャレンジしたのでしょうか?
 

 
 
 亀は、兎に挑戦したのではなく、山の頂上まで行くことに挑戦、“自分に対する挑戦”だったのです。
 
 そして、それを成し遂げたのが亀であって、結末をよく覚えていないかもしれませんけど、兎はゴールさえもせず、亀だけではなく自分自身にも負けたのです。
 
 
 
 先日、チャレンジしなくなった子どもって話を書きましたが、最近の子どもは
 
 「自分の(能力や体力の)限界を始めから自身で決めている」
 「集団の中での自分の序列を自身で決めている」
 
 って感じることが、野球を教えていても感じます。
 
 「オレ、どうせあいつの球は打てないしなぁ~」、「やっぱりレギュラーは無理だよなぁ~」・・・
 
 ポテンヒットに対しても、「あっ!捕れないから、無理しないでおこう」ってすぐ考えてしまうのかもしれません。
 
 
 個性という名の下、競わせることを嫌う教育が幅を利かせていたはずなのに、こうした子どもが増えているのは皮肉なものです。
 
 チャレンジするってことは、誰かに挑むことではなく、自分への挑戦そのものであるってことなんでしょう。
 
 
 
 因みに、兎を見て戒めなければいけないことは・・・
 
 亀(序列)にばかり気をとられ、自分自身の目標がないがため、たとえ能力が長けていても地道に努力するものには叶わない ってことなんでしょうね。
 

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コメント

小学校の遊具、私の頃と比べるとかなり減りました。理由は危ないから・・だそうです。
子供って遊びの中で自分も挑戦してみよう!とか、これ以上は危ないとか、自然に身につけて行くと思うのです。

危険だからと大人の目線で簡単に取り除いてしまうのはどうなんでしょうね。

そんなところも少なからず影響していると思います。

投稿: ハッシー | 2009年12月 3日 (木) 09時54分

★ハッシーさん、ありがとうございます。

昔は先生にも殴られましたし、休み時間の喧嘩だって日常茶飯事でした。そこで学べることって多かったです。
うちの選手も、昔はやんちゃばかりでしたが、いつの間にか大人しい子ばかりになりました。

投稿: 少年野球コーチ | 2009年12月 3日 (木) 22時41分

>「自分の(能力や体力の)限界を始めから自身で決めている」
>「集団の中での自分の序列を自身で決めている」

私もグランドで、これを感じる場面が非常に多いです。
相手が強い程(課題が大きい程、壁が高い程)、燃えるタイプって少なくなっちゃったんですね・・・淋しい限りです。

小猿くんには、”自分への挑戦”を続けて欲しいと思います!・・・私?最近、チャレンジしてないですね。。。

投稿: PAT | 2009年12月 3日 (木) 22時56分

★PATさん、ありがとうございます。

私は仕事が常に“チャレンジ”ですからねぇ~
リスクだらけの毎日です。(笑)

なので、休みは野球に没頭しているわけです。

投稿: 少年野球コーチ | 2009年12月 3日 (木) 23時11分

熱血で、やる気満々、突っ走ってしまう子が返ってハミゴになってしまう。
みんなでやる気のけん制の仕合になってる・・・
情けない話です。
亀まで兎に付き合ってしまう・・・
1人ボッチが何より怖い!今の子たちです!

喝!

投稿: 肉団子3兄弟 | 2009年12月 4日 (金) 17時55分

★肉団子3兄弟さん、ありがとうございます。

>亀まで兎に付き合ってしまう・・・
確かにそういう傾向があるかもしれませんネ
KYって言葉が流行りましたが、暗黙で了解している「序列」を乱そうとするヤツはKYなんでしょうかね?若い子の中では、いまでもKYが一番嫌われるそうです。

投稿: 少年野球コーチ | 2009年12月 5日 (土) 07時31分

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