遅い球が打てない
今年になって、少しはカタチになってきた2年生チーム、ここ2試合続けて下級生(1年生)チームに引き分けています。
スコアは「2-2」と「1-1」のロースコア。
要は「遅い球が打てない」のです。
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今年になって、少しはカタチになってきた2年生チーム、ここ2試合続けて下級生(1年生)チームに引き分けています。
スコアは「2-2」と「1-1」のロースコア。
要は「遅い球が打てない」のです。
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2年生チームのセカンドを守っているのは、入部してきたときには一番身体が小さかった選手です。この1年でかなり大きくなりましたが、今でも160cmにはまだまだ届きません。
私の日頃からの“言いつけ”をよく守り(笑)、入団当初からどんな打席でもフルスイングをします。
でも、まだ、上級生の速い球には振り遅れますし、外野の定位置まで飛ぶことも殆どありません。
去年までは、ドンドン振っていくのはいいのですが、自分の頭よりも上のクソボールまで振っていました。でも、最近は球の見極めも出来るようになってきましたし、速い球にも食らいついて粘ることもできるようになり、ちょっとは2番バッターらしくなってきました。
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うちの選手のバッティングを指導するときの一番のポイントは「身体の開きをなくす」ことです。
少年野球(子ども)は特に、引張って大きな当りを打つ快感を忘れられなくて、ついついそれを再現したくなります。ところが、実際に引張って大きな当りを打ったフォームと、打とうと思うフォームが違うことに気がつくのにはすごく時間がかかります。
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うちの1年坊主たち、打席に立つと、何が何でも打ちに行きます。初球からガンガンいきます。言葉を代えれば「積極的」というのでしょうが、ベンチで見ていると目の高さくらいの“クソボール”まで振っちゃいます。(笑)
そんな時はすかさずベンチから「お前、どこ振ってんだよ、クソボールじゃねぇ~か」と罵声が飛びます。
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昨日の読売新聞夕刊に、コラム「田口が語る おもろいメジャー」が載っていました。田口へのインタビュー形式で、たまに掲載されるのですが、私はこれを楽しみにしています。
その中で、田口がバッティングに関して興味深いことを言っていました。
まず、同僚プホルスを評して・・・。テレビで見てもわかるとおり、彼はとてつもない身体をしていますが、田口が指摘するのは「骨格の違い」。中南米出身の選手は、“出っ尻”なんだそうで、日本人とは骨盤の向き、形が違っていて、回転しやすいのではないか?とのことでした。
田口もプホルスに倣って、「骨盤を立てるイメージ」で構えて振ってみたところ、やはりシックリいかなかったようで、回しづらかったそうです。やはり、パワー自体も桁外れに違いますし、体形そのものの違いもあるようです。
そこで彼がメジャーの速い球に打ち負けないよう、しかも(日本人である)自分の体形に合わせた打法を考えたのですが、そのキーワードは「低重心」だそうです。
そして、その具体的方法は「体が浮いているような状態では絶対にダメ。膝を曲げて、深呼吸して・・・では重心が低くならない。背中から、かかとへ意識を下げていく。ゆっくり息を吐きながら構える」のだそうです。田口曰く、「地に足を着いてると、ほんまに打球の飛びも変ってくるねん。」
私も現役時代、どうしても開いてしまうクセを直そうと、ノーステップで打っていました。すると、やはり打席で浮き足立つことがなくなり、(田口とはレベルが違いますが)打球の速さや飛距離が格段に上がりました。その時は意識していませんでしたが、身体の軸を固定し重心を低くできたのだと思います。
ここまでお読みの方の中には、これと同じようなことを鎌ヶ谷方面あるいは秋葉原のカラオケ屋でお聞きになったことがある方もいらっしゃいますね、きっと。・・・今日の「バッティング講座」は100%“受け売り”でした。(笑)
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この週末も雨のようで、また試合が流れそうです。実はとっくに梅雨に入ってるんじゃないでしょうか?・・・嫌ですね。
以前、バッティング講座「球の見きわめ」で投手の方向に顔を正対することの意味を書きましたが、今回は実際の「ストライク・ボールの見きわめ方」を考えたいと思います。
と言っても、ストライクかボールかを見きわめる、とっておきの方法なんかありませんから、やはり何度も打席に立って経験する以外ないのでしょう。もちろん、動体視力を鍛えるという方法もあるでしょうけど、それについてはいろんな専門サイトなどを御覧下さい。(笑)
投手がボールを投げて、普通の打者は「ストライクかな?ボールかな?」と意識的に判断していると思いがちですが、実は脳の「判断」というのは無意識のうちにやっているのです。もし意識的に判断していると思っていたとしたら、実はそれは「追認」に過ぎないのです。
これは野球などのスポーツだけのことではなく、仕事での意思決定などの場面でも、実は脳は「AかBか、○か×か」を無意識のうちに判断しているのだそうです。(脳科学の研究で既にわかっていることだそうです。)
話を野球に戻しますが、選球眼の良し悪しは「経験」や「空間処理能力」だとしても、“敢えて”意識して選球することは無駄だということなのです。
うちの中学生でも、球を見すぎる子がいますが、打つまでの「順番」が違うのです。【ボールが来た→ストライクかボールか判断する→ストライクだから打とう】ではありません。【ボールが来た→打ちに行く→最終的に打つか打たないかは脳(無意識)に任せる】なのです。要は、来た球は全部打ちにいき、打つか見逃すかの判断は脳に任せるということです。このプロセスの中で、意識的にストライクかボールかを判断していては、僅かですけれどもタイミングが遅れてしまいますし、実は上手くいかないことが多いのだそうです。
脳の働きの中に「意識」が介在してしまって上手くいかない卑近な例は、「緊張して上手くできない」というやつです。本当は人目を気にせず集中してやれば上手くいくのに、人前だと緊張して上手くいかないケースがありますけど、ひとつひとつの動きの意思決定に「意識」が介在してしまっているからなのです。
子どもに野球を教えていて、この“打つ順番”の間違いを犯している子が一番多いように感じます。・・・ただ、正しく判断できるだけの情報はたくさん脳に蓄えなければいけませんから、やっぱり“練習あるのみ”ですね!
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昨日の「腰を回せ?」で本当は書きたかった主題は、「本当に腰は回していいの?」ってことでした。書くうちに変な方向に話題がいってしまい、解りづらいエントリーになってしまったかもしれません。
今ままで何度か書きましたが、「インパクトはできるだけ体の近くで」というのが私の持論です。インパクトが遠いと体の力が腕を通してバットに伝わらなくなってしまいますから、ヘッドが下がったりすると球に負けてポップフライが上がったりします。
昨日のエントリーに対するtouchさんのコメントで、私の伝えたいことが全て書いてありましたので、読んだ方もいらっしゃるとは思いますが、再度掲載させて頂きます。(touchさん、勝手に使わせて頂いちゃいました。ゴメンナサイ)
・・・、インパクトの瞬間に腰(ベルトバックル)が投手方向へ向いているのは(私にすれば)開きすぎと考えいます。じゃあ、どの方向を向くべきか?私はインパクトのボールとバットの接触方向だと思っています。当然、そこに向けて膝頭、胸もむいているのが良いと。
ですから、このインパクトの位置で打つためには、腰を回しすぎてはいけないのです。・・・では、どうやって「腰の回しすぎ」を防ぐのでしょうか?
そのひとつが昨日の投手側の腕の「内旋」なのですが、これは正しいグリップ&スイングに他なりません。昨日は落合さんや中村紀のことを書いたから解りづらかったのですが、基本に立ち返って「イチローのステップ」をもう一度見てみましょう。
イチローはかつて「振り子打法」と呼ばれるくらい、大きく体重移動して打ちます。したがって、踏み出すステップも大きくならざるを得ませんから、踏み出した足のつま先を投手側に向けないようにステップすることで、体が前に流れるのを防いでいます。写真は内角よりの球なんだと思いますが、腰はちゃんとインパクトのボールとバットの接触方向に向いています。(昨日の写真の方が“腰が回っていない”ですね。)
高橋由伸も右足を大きくあげてタイミングをとりますが、やはりイチローと同じように右足をステップします。そして、両者ともステップした瞬間に「軸」を決め、その軸を中心とした体の回転を充分にバットに伝えています。
では、松井はどうでしょう?・・・写真じゃちょっと解りづらいので、クリックして拡大してもらえればよいのですが、つま先が投手側に向いてます。
松井はあまり大きなステップをせず、構えたところに近い位置で「軸」を作るので、こういうつま先になりがちです。
ボンズの打法は、全く無駄のない、そして体重移動がほとんどない正に「ステイバック」ですから、やはり松井と同じような右足をしています。
このように打法によってステップの形は変わってきますが、大事なのは体が前に流れないようにするためにはどうしたらいいのか、ということです。ステップが大きいのであれば、イチローや高橋がお手本になるでしょうし、「アッパー直せ!」ってコーチから怒られていても、少しスイングを直せばボンズのようになるかもしれません。(ボンズの写真、見る人が見れば超アッパー・スイングですよね)
因みに、私は現役時代から「ノーステップ」で打っています。・・・実は、球が怖いので、ステップして踏み込むなんてことできないんです。(笑)
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「しっかり腰を回せ!」・・・、よく指導者がよく口にする言葉です。もちろん、間違ってはいませんが、誤解してしまう子がいます。上半身(肩)まで回してしまい、いわゆる「開いて」しまっては意味がありません。
これまたよくいる子ですが、「ピッチャーの投球を怖がる子」。・・・投げたと同時に、(右打者の場合)左足をサード方向に踏み出してしまう子。怖がっていますから、上半身(肩)も3塁側に流れてしまいます。上半身が流れてしまうと、(ポイントが前になってしまい)体の回転の力がバットに伝わらず、低学年だとバットがボールに負けてしまいます。
まず、指導するにあたって一番重要なことは「踏み出す足を正しくステップする」ことです。“球を怖がらず”投手に向かって真っ直ぐステップです。(左のイチローの写真、腰を極端には回していませんね。)
でも、重要なのはステップだけではなく、実は投手側の肩なのです。
以前も書いたかもしれませんが、落合さんや山本浩二さん、中村紀などは極端にアウト・ステップします。彼らがどうしてあのスイングに辿り着いたかはわかりませんが、あんなに下半身が開いていても、しっかり左肩は残っています(開かない)。ですから、ライトへも大きなHRを打つことができます。
では、左肩を開かないコツは何でしょう?
まず、考えつくのは「腰を回さない」ことです。でも、コーチからは「腰を回せ!」と激が飛びますから、これはちょっとトライできませんね。(笑) では、開かないように左肩を“我慢”するのでしょうか?これも違います。左肩に力を入れて、正しいスイングは絶対にできません。
実は、この左肩を開かないコツも「縦落し」なのです。・・・右脇を閉め、バットをグリップから振り出してくると、左腕は時計回りに回旋(「内旋」)します。この回旋がちゃんとできれば、左肩が開かなくなります。
したがって、「体が流れてしまう」、「肩が開いてしまう」という欠点は、実はスイングの軌道の問題だったのです。「体を開くな!」と言う前に、やはり正しいスイングを身につけるべきだということです。
何故開かないか?・・・実は、私も受け売りなのでよく分かりません。(笑) でも、投手の指導でも、「投げる直前に、グラブ持つ手を“かく”ようにしろ」と指導される方がいらっしゃいますが、まさしく内旋ですよね。あれも、肩の開きを防ぐ方法なんだそうです。
体の仕組はちゃんと勉強しなければわかりませんが、腕を内旋することで肩に力が入らず、正しい位置でスイングできるのではないかと思っています。(右の落合さんのスイング、左肩が全くの脱力ですよね。)
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ピッチーズ・プレートからホームまで18.44m。100kmで投げられた投球は0.6秒で、120kmは0.5秒、クルーンの160kmは0.3秒あまりでホームベースまで届きます。まばたきの時間が約0.2秒だそうですから、クルーンの160kmは正に「目にも留まらぬ速さ」です。
でも、何とかしてバッターの手許ギリギリまで球を見きわめて、ボールには手を出さず、好球必打でいかなければなりません。そのためにも、「トップからインパクトまで最短距離で」、「インパクトは後ろ側で」、そして「スイング・スピードを上げろ!」なのでしょう。
球を見きわめる方法で、一番簡単であまり指導されていない方法があります。(指導していないのは、私の周りだけかもしれませんが) それは「ピッチャーに正対する」ことです。
人間は左右の目に映る画像の差を脳で処理して「遠近感」を把握しています。その時、左右の目と目標物との角度が大きいほど「距離感」は掴みやすくなります。
ですから、バッターボックスでは出来るだけ投手に顔を正対できるように指導してみて下さい。上の写真の清原、バッターボックスで構えた時、肩にアゴを乗せるようにしていませんか?正対を意識しているのかもしれません。(ただし、左肩を緊張させないように気をつけて下さい。)
オープン・スタンス気味で構えると、球筋が格段に見えやすくなるのはこのためです。ただ、オープン・スタンスは、「その子に合うかどうか、打ちにいく時にちゃんと踏み込めるかどうか」の方が重要ですから、一概にオープン・スタンスがいいわけではありません。
でも、「片睨み」と「正対」だと、距離感に1mも差が出る場合があるそうですから、劇的にバッティングが変わることだってあるかもしれません。
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前回のエントリーでは、「トップからヘッドを遅らせて出し『縦落し』(捕手側の脇を締める)→重心を後ろに残す(ステイバック)→インパクトをできるだけ捕手側でレベルスイング」と説明したと思いますが、では、インパクトまで最短距離でバットを出し、なおかつインパクトで力を最大限にするための この『縦落し』はどうやって身につけたらいいのでしょう。
本などでは色んなやり方が乗っていますし、metooさんのブログでも素晴らしい解説&練習方法が書いてあります。(2005年11月4日「縦落しの練習その1正面バッティング」、「縦落しの練習その2バスタオルで打つ」、11月18日「バットの使い方」・・・)
また、一般的に知られている方法としては「フェンス前でバットを振りぬく練習」。「甲子園への遺言」の高畠さんは現役当時、球場フェンス50cm前でバットを振り抜きながら、球場を一周したそうです。
試合や練習前に行う「トス・バッティング」なども、バット・ヘッドを遅らせて縦に落とすことを確認する作業でもあります。
実は、子どもたちが知らないうちに“バットを立てている”動作があります。・・・それは「バント」です。右の写真は、“バントの神様”川相選手がバントの構えのお手本を示している写真です。バットヘッドが立っています。
子どもにバントを教えるときは、必ず「ヘッドを落とすな」と教えると思いますが、バントが上手な子はバットを立て気味にしていると思います。その方がバントするのが楽ですし、成功率も上がると思います。
これを踏まえて、今度は「バスター」を考えます。小学生あたりの実戦でバスターをすることは、あまりないかもしれませんから、バスターの練習はしていないかもしれませんけど、ここではバスターを成功させるための練習ではありません。
まず、スタンスは普通のバッティングのスタンス(バントでピッチャーに相対さない)です。上の写真の構えを参考に(バットを立てる)、バッティングのインパクトの位置でバントの構えをします。ピッチャーが投げるタイミングに合わせてかまいませんから、「バスター」をします。(必ずトップの位置までバットを引きます。)
普通のバッティングでは、トップからインパクトまで余計な力が入ったりしますから、バットが遠回りしてしまう子もいますが、バスターでバットを戻す時は、打つわけではないので力が抜けて自然とバットが最短距離で戻ります。そして、バットを戻した軌道を意識しながら、今度はグリップからバットを下ろしていきます。この時、必ず最初の構え(バットを立てる)に戻すことを意識して下さい。
バスターの利点は「トップ位置での脱力」です。トップで力が抜けていますから、バットもスムーズに出やすいと思いますが如何でしょうか?
先日の星さんとのバッセン講習でも、ター君のチームメイト君がこの方法で、ヘッドが下がるクセを少し矯正できました。でも、この練習方法は、もしかしたら人によって「合う、合わない」があるかもしれませんが、正しいバット軌道を覚えるには良い方法だと思っています。うちのチームの選手の多くも、この練習でスイングの矯正ができています。
・・・ダメで元々、皆さん試してみてください。
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バッティング指導でよく耳にするのは「上から叩け」だと思います。これは、そうした言い方が分かりやすいからだと思いますが、要は「トップからインパクトまで最短距離で振れ」、「ドアスイングになるな」ということなのでしょう。
私なんかも「ヘッドを立てろ」、「スイングは“縦落し”」と言いますし(先日のバッセンでも言いました)、最短距離でインパクトで力を最大限にするには理に適っていると思いますが、実際のスイングではどうなんでしょうか?
左の写真は、ちょっと見づらいですが、愚息の中学校時代のものです。ヘッドが下がる典型です。この時は、多分セカンドフライあたりの凡退だったのではないかと思います。
原因は「右脇ガラガラ」なのですが、一番の要因はインパクトの位置です。脇が甘い分、アウトサイドインでバットが出てしまい、ボールを体の中心まで呼び込めていないのです。
冒頭の話に戻ります。「ヘッドを立てろ」とよく言いますが、実際にバットがボールに当たる瞬間にヘッドが立つことは滅多にありません。左の松井の写真、ほぼど真ん中の球を完璧にスイングしていますが、ヘッドは下がっています。
愚息の“だめだめ”スイングと、松井のスイング。同じようにヘッドが下がっていますが、何が違うのでしょうか?
それは、やはり「スイングの軌道」です。よく「インサイドアウトに振れ」と指導されますが、実はトップ位置のバットの芯とインパクトまでの最短距離を振って、インパクト時に力を最大限にするには、体に巻きつくように振りぬく必要があり、バットを体に巻きつかせるためには、キャッチャー側の肘を絞めなければいけないのです。これを意識的にできる方法が「縦落し」だと思っています。
それでは、縦に出てきたバットは、何故当たる瞬間はヘッドが下がるのでしょうか?ヘッドが下がっても、何故力強い打球が飛ぶのでしょうか?
インパクトの瞬間は、やはりレベルスイング、あるいは少しアッパー気味でなければいけません(どんなに速いストレートでも、ボールは必ず落ちてきますから)。縦に落としてきたバットをレベルにするためには、重心を後ろにする必要があります。松井の下の写真でも、頭(軸)は後ろに残っています。いわゆる「ステイバック」ですが、これによって縦に落としてきたバットを、インパクトの瞬間でレベルにすることと、球を引きつけることで全体重をインパクトに集中することができるのです。
上の愚息の写真と下の松井の写真を比較すると一目瞭然だと思いますが、バットが体の側を回らないとどうしてもインパクトが遠くなります。インパクトが遠くなると、どうしてもバットに力がのりません(=愚息の写真)。また、アウトサイドインで引きつけて打とうとすると必ず詰まります(インパクトの位置にバットの芯が通過しません)。
今日のエントリー、文章はわかりづらかったかもしれませんが、愚息と松井の写真比較はわかりやすかったのではないかと思います(笑)。(息子よ、松井なんかと比較して悪かったな・・・) 次回は、「縦落し」マスター法を書きたいと思います。
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昨日、星さんの息子さんター君と、そのチームメイトと一緒にバッティング・センターに行きました。他のお客さんもいたので、充分に教えることができなかったので、ブログ上で少し「補習」をしようと思います。
私は、あまり野球技術の本など読まないので、過去に教わったこととか自分なりに考えたことですので、間違っているかもしれませんし、「いやいや、この方法のほうがいいぞ」っていう方も大勢いると思いますが、その辺はご容赦いただきながらお読み下さい。まずは「トップの位置」からです。
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バッティングの中で一番個性が出るのが「トップの位置~スイングする寸前のバットの位置~」です。バットを立てたり、寝かせたり、ヘッドを中に入れたり(投手側に傾ける)、ヒッチしてタイミングとったり・・・。
でも、私が考えるトップの意味は、“スイングでどう力を加えるか”の「準備」だと思っています。したがって、トップであまり力が入ってしまうと、インパクトまでのメリハリがなくなってしまい、“インパクトの瞬間に力が最大になる”ことができなくなります。・・・では、どうしたらいいのでしょうか?
まず、自分より少し背の小さな子の頭を平手(右手)で目一杯叩くことを想定して、その叩く構えをしてみて下さい。右肩を上げながら右肘を90度前後に曲げて構えていると思いますが、その子の頭をスナップを効かせて力一杯叩こうとするその瞬間、腕には力が入っていないと思いますがどうでしょう?・・・これが、バッティングでもトップの位置になる、と私は子どもに教えています。
もちろん、これが全てじゃありませんし、言うこと聞かず全然違う格好でトップをつくる選手も大勢いますが(笑)、トップの位置で力を入れることは厳禁です。
人間の筋肉は、緊張した状態から次も緊張した動作には移れません。「弛緩→緊張」なのですが、“小さい子の頭を叩く”っていう動作ではそれが自然とできますが、野球のスイングでも同じなのです。松坂がWBCで、投球動作中にボールが滑って落としてしまったことがありますが、やはりリリース(インパクト)前の段階では握力を緩めている証拠です。
冒頭にも書きましたように、トップの位置は人それぞれです。ただし、バックスイングなしで打球は飛びませんから、必ずキャッチャー側にバットを持っていきます。しかし、あまり深く引くと投手側の腕の筋肉が緊張しすぎますから、次の動作に支障がでます。筋肉が緊張しないギリギリのところまでバットをキャッチャー側に引くことが重要です。
(次回は未定ですが、いつかまた「続き」を書きたいと思います。)
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